マルタ島ポパイ村をご存知ですか?近年、若い女性を中心に人気急上昇中のマルタ島。ポパイ村 (Popeye Village) は同島内でも観光スポットとして老若男女問わず人気のスポットです。
街全体が世界遺産に登録されている首都・ヴァレッタ (Valleta)からバスで約1時間。ゴゾ島やブルーラグーンがあるコミノ島に行く途中にぜひ立ち寄ってみましょう。
地中海に浮かぶマルタ島とは
マルタ島に馴染みがない日本の方は多いでしょうが、ヨーロッパでは人気のリゾート地。
特に、治安の良さと歴史的建造物の美しさに惹かれ、幅広い世代の旅行者が訪れています。
イタリア・シチリア島(ブーツ形のつま先あたり)の少し南に位置し、年間通じて暖かい地中海気候に恵まれたリゾート島であり、マルタ共和国の国土です。
さらに、首都のバレッタはなんと街全体が世界遺産となっている、世界でも有数の歴史的な街並みです。
マルタ島ポパイ村への行き方
今回ご紹介するポパイ村は、マルタ島の北部・ゴゾ島やコミノ島へ行くフェリーが出る港から少し南下したエリアにあります。
首都ヴァレッタからはバスで約1時間、時間帯によっては乗り換え1回で到着します。
マルタ旅行でのマストスポット、ブルーラグーン (Blue Ragoon)があるコミノ島 (Comino Island)に早朝行った後、午後から行く事も十分可能です。
映画を知らずとも楽しめるポパイの世界観
現地に到着すると、ポパイ村の名の通り、映画「ポパイ」の撮影が行われたロケ地が現れます。
村全体に映画セットが当時のまま残っており、足を踏み入れると一気に違う世界に来たような感覚に。
ポパイファンはもちろん、ポパイ映画を観た事が無い方でも、現実世界を離れた様な、かわいらしい色に包まれた小さな村の世界観を楽しむ事ができます。
撮影イベントが突如始まるポパイ村
村を探索していると、時折広場が騒がしくなってきます。
これは一日に数回実施される映画シーンの撮影会。
一般の来場者が、ポパイやパイレーツ、村の女性役となり、いくつかのカットを一緒に演技して撮影します。
時に、欧米からの陽気な参加者のアドリブ演技が非常に愉快なので、少し足を止めて観覧してみましょう。
ちなみに撮影している最中も、邪魔にならない様に広場を通行してしまって全く問題ありません。
ポパイ村の細部に至る世界観、隠れポパイ
ちょっとした侵入禁止や禁煙マークもポパイのデザインが凝らされたものとなっています。
目の前のカラフルな家々に目が行きがちですが、ぜひゆっくりと色んな所を見て周ってみてください。
子供も存分に楽しめるラブリーなポパイ村
ポパイ村では、小さな子供を連れた家族客も村の中を行ったり来たりと、遊びがきいたセットの中で楽しむ姿が多く見られます。
目の前に美しい入江を見ながらゆっくりと遊べる遊具や、子供が好みそうな隠れ家的なスポットもあります。
もし子供連れで訪問を悩まれているならば、心配は無用。
十分に子供から大人まで楽しめてかつゆっくりと過ごすことができる小さなかわいい村です。
ポパイ村はブルーラグーンよりおすすめの水遊び場
マルタ島のスイミングスポットといえば、やはりコミノ島のブルーラグーン。
浅瀬のビーチのため、こどもからおとなまで安心して楽しめる極めて美しいビーチ。
ただ、小学生から高校生程度の子供を連れた家族客や大学生グループには、ポパイ村の前にあるアンカーベイで存分に泳ぐ事をおすすめします。
崖に囲まれた絶景の入江には、多くの浮島やトランポリンなど海上アクティビティが多く用意されています。
小学生ほどの小さな子供から大学生グループなどの若者がトランポリンから飛び込みをしたり、浮島で談笑したりとブルーラグーンとはまた違った楽しみ方ができるスポットとなっています。脱衣所や簡易シャワーもあります。
ポパイ村からアンカーベイ周遊ボートへ
かわいらしい村と目の前の美しいアンカーベイを満喫したらそのまま帰りそうですが、あと一つアクティビティがあります。
ポパイ村のチケットに乗船券が実は付いていて、定期的にアンカーベイそして少し沖に出てキレイな洞窟を眺めながら最後にポパイ村を船上から見渡す事が出来ます。
船乗り場のスタッフに聞くかあるいは乗り場にある時計が指す時間が次の乗車時間なので、それまでゆっくりと時間を過ごしましょう。
【おまけ】ポパイ村近くの穴場ビーチ
小学校低学年以下のお子さんを連れている家族あるいは恋人とまったりしたい方へ、
ポパイ村付近で乗り換え下車するバス停 “Skrajda”の目の前のビーチも穴場なのでおすすめです!
こちらは非常に遠浅のビーチで、5歳程の子供でも砂浜から50m近く一人で海に入って遊んでいる程です。
マルタにはまだまだ多くの解き明かされていない神秘と魅力で溢れています。
さあ皆さんもマルタの魅力を体験しましょう。