ここ20年で最も寒い日だった今年のバレンタインデーにニューヨークトイフェア(NY Toy Fair)へ。
体感温度は-25度。フードを被って完全防備でも顔が凍るような痛さを感じる程。
世界最大規模のニューヨークトイフェアとは
トイフェアの中でも世界最大規模のニューヨークトイフェア。
今回のNY Toy Fair 2016は世界93カ国からバイヤーや卸業者が集い、1,100人を超すメディア関係者が取材訪問。
全参加者数は展示者も含めると2015年比で16%増加の3万人と、いまだ規模を拡大するマンモスフェア。
その名の通り、数多くのフィギュアやボードゲーム等のおもちゃから子供向け商品(ぬいぐるみなど)など多種多様な商品を展示企業がブース展示し、世界各国から目の肥えたバイヤーや卸業者が集いその場で商談を行うフェアです。
会場はHELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)近くのJacob K. Javitz Center(ジャビッツセンター)。
天井が高く、ガラス張りで地下にも大きな展示スペースがある巨大コンベンションセンターです。
ニューヨークトイフェアで存在感を示す一部の日本コンテンツ
広い空間を生かして今年20周年を迎えいまだ圧倒的な人気を誇るPokemonのピカチューや、今回のトイフェアで至る所でグッズ展示がされていた妖怪ウォッチのじばにゃんなどが大きな存在感を示していました。
しかし、その他の日本コンテンツはあまり見られずやはりMarvel関連グッズが目に付きました。
ただ会場全体として、ぬいぐるみ[Plush]やアウトドアで遊べる玩具が多く、トイフェアという名の通りポップカルチャー商品は少なめ。
一方、電動スケートボードの様な次世代乗り物などが広めのスペースを確保しており、新たなトレンドが入り込んでいる年でもありました。
ニューヨークトイフェアは東京ドーム1個分の展示スペース
とにかく広大な敷地に数多くの企業が出店しています。実際に体験して楽しめる様な空間作りに力を入れる企業も多く、大人でも笑顔になれるブースが数多くありました。
既に来年の2017年2月18 – 21日に開催が決定しているニューヨークトイフェア。
Toy Fair
おもちゃ業界でバイヤーあるいは商品の卸売をされているのであれば、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう。
登録も非常に簡単で、寒い時期ではありますが会場はビジネスチャンスで溢れているのでぜひお越しください。