留学経験なしで外資系企業へ転職するための英語学習法とは

キャリア

英語を勉強して外資系企業へ転職したい、そんな想いを持つ社会人の方は少なくないでしょう。よく聞かれるのが、留学せずに英語が話せるようになるのかという声。

答えは「YES」です。留学経験がない日本育ちの社会人も、正しく英語学習を継続すれば、外資系企業へ転職することも大いに可能です。

今回は、留学せずとも外資系企業へ将来転職するための英語学習法をご紹介します。
※一定の継続英語学習をしている、留学未経験者向けの記事です。

日系企業から外資系企業への転職を検討している方は、以下の記事も参考にしてみてください。

外資系企業への転職活動前に英語力を測る

外資系企業転職、英語力測定
外資系企業へ転職したいと思いながら、記事を読んだり、転職サイトを眺めてばかりいませんか?

英語力に自信がない場合は、まず英語力を測り、現在地を確認しましょう。

英語学習の継続期間にもよりますが、TOEIC受験がおすすめです。TOEIC特有の受験テクニックもありますが、気にせずに現時点のスコアを確認しましょう。

一点注意したいのが、TOEIC受験は英語学習を多少なりとも継続してきた方向けの英語力測定である点。継続的な英語学習とは、以下のようなレベルをここでは指します。

・難関大学受験レベルの英語学習経験があり、英語でドラマや映画をよく鑑賞
・直近3か月間以上、毎日英語学習アプリで30分学習

学生時代にあまり英語学習をしてこなかった、あるいは直近5年以上英語に触れていない方は、1日30分などルールを決めて3か月間の英語学習継続をまず目指しましょう。

mikanやDualingoを活用して、基礎単語や文法を学ぶのがおすすめです。

外資転職: TOEICスコア800〜900点台のケース

英語力のベースはできています。このスコアに到達してからは、外資系企業で働くことを強く意識して、より実践的な英語コミュニケーション向上に視点を置きましょう。

外資系企業への転職を叶えるには、TOEIC満点ではなく、ビジネス英語を不自由なく使えることが重要なので、さらに高得点を求めて試験を受ける必要性はありません。

外資転職: TOEICスコア600点台後半 〜 700点台のケース

英語力のベースができつつあるスコア目安です。単語・文法学習を継続するとともに、ポッドキャストやビジネス系の海外ドラマ鑑賞で耳を鍛えることがおすすめです。

より細かくTOEICスコア別のレベル内容を知りたい方は神田学院さんの記事を参考にしてください。

外資系企業は英語コミュニケーション力を評価

TOEIC高得点を履歴書でアピールしたい方もいますが、それが通用するのは日系企業のみ

グローバル環境にある外資系企業であれば、TOEICスコアは一切確認されません。英語に関して見られるのは大きく2つの点。

1. 英語レジュメでの英語表現力
2. 面接での英語コミュニケーション力

英語レジュメ(履歴書と職務経歴書の要素で構成)では、ポジション適性を判断する際に、英語の表現力も評価されます。

留学経験や海外就業経験はプラス評価になり得ますが、求人ポジションで必須条件にされることはまれです。

そして、重要なのが英語面接英語が業務上必要となる外資系企業の求人ポジションでは、リージョンHQや本社メンバーとの面接で、英語コミュニケーション力をみられることが多いです。

TOEIC高得点者ほど注意が必要

TOEICは英語力を見極め、ステージに応じた英語学習を計画することにはとても有効です。

しかし、外資系企業で英語が必要とされるポジションでは、TOEIC満点者ではなく、一貫して自然かつ力強い英語コミュニケーション力を発揮するひとを求めています。

ポジションや日本オフィスの規模に応じて、要求レベルは変わりますが、優秀な人材であっても英語コミュニケーション力が十分ではなく入社に至らないことが多々あります。

英語コミュニケーションの特徴を理解する

外資系企業転職のための英語コミュニケーション力

外資系企業で求められる英語コミュニケーション力。これは「日常会話力」ともいえます。

単語・文法は深く把握していて、リスニングも完璧ではないけれどかなり聞き取れる。ただ、会話になると「テンポについていけない」「あわてる」。

これは、留学経験がない英語学習者にとって最大の壁です。

理解すべきなのは、これまでの継続努力は無駄ではないということ

英語コミュニケーションの鍵はツッコミ

英語コミュニケーションが日本人にとって難しく感じる理由は、以下の文化的背景に隠されています。

日本: 相手の話は最後まで聞く。話をさえぎるのは失礼という教え。
アメリカ(英語圏): 話途中でもどんどん割り込む。無反応は怖い

個人差はありますが、顕著な違いとして挙げられます。

日本人が英語コミュニケーションでよくやるのが、軽くうなづきつつ、黙って話し終えるのを傾聴

相手は「言っていること伝わってる?」と不安を感じ、ますます早口になり、日本人がついていけなくなる悪循環です。

アメリカ人同士の会話を聞くと、彼らは大きく身ぶりで反応しつつ、どんどん相手にかぶせて発言します。まさに漫才のツッコミのような反応です。

英語がある程度話せる日本人でも、訓練しないとなかなかこの文化には慣れません。ときにはオーバーリアクションを取りながら、継続した特訓で身につけましょう。

外資系企業への転職に向けた英語コミュニケーション環境

外資系企業転職のための日常英語コミュニケーション

外資系企業へ転職するためには、日常で英語を話す環境作りが重要。これはビジネス、プライベートを問いません

・グローバルコミュニティイベントで交流(Pechakuchaなど)
・マッチングアプリで英語ネイティブと出会う

理想は、趣味などが合う海外出身の友人を作り、普段から英語コミュニケーションを取ること。

しかし、上記のような方法では頻度が低く、クオリティーも担保できないため、外資系企業への転職を早期に実現したい方は有料の英会話サービスをおすすめします。

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外資系企業のみならず、働く上で一番大切なのは信頼関係

チームメンバーとの意思疎通を雑談も含めて取っていくことが重要です。また、話し方に留まらず、相手の服装を褒めたり、近況を聞くなど、日常会話のポイントを抑えましょう

海外ドラマなどでこうしたやり取りは多くみられるので、エンタメ学習も活用しながら、実践で英語コミュニケーション力を高めて、希望の外資系企業への転職を成功させましょう